新規就農に最低限必要なもの・こと3選

おはようございます。キッズ野菜100です。

この記事では新規就農を考えている方に最低限必要な「もの」と「こと」を記事にしています。これがないと始まらない!と言った内容になってます。

こんな人におススメ!
・農業に関わってこなかったが新規就農を目指している方

 

必要なもの・こと3選

1.資金
2.農地
3.栽培スキル

まずは資金です。「0円で開業できる」という仕事もありますがネットビジネスがこれに当たります。しかし農業はそうはいきません。畑の準備、栽培から販売するまで最低限必要な物は下記のとおりです。

1.肥料、農薬
2.種
3.農業器具(機械)または農業資材
4.段ボールなどの出荷資材
5.運送費
畑の準備には肥料を施し、時には追肥し、病気や虫の被害を予防・治療するためには農薬が必要です。そこから種をまき、草刈の道具や収穫するためのにはハサミも必要となります。また出荷(販売)するためには段ボールや保存袋などが必要となり、販売先(購入者)まで運ぶ運賃も必要です。
農家の方でなくても今はフリマサイトなどで販売できますが少なくとも上記の5つは必要となります。
物によりますが10坪ほどの面積でやろうとしても肥料代500~3,000円、種代100~300円、農機具代1,000~3,000円、出荷資材50円~300円、運送費200~1,000円と約5,000円程は費用が必要となります。もちろん中には継続して使えるものもありますので費用は少なくなっていきます。当然、栽培面積が大きくなれば費用は膨らみます。
次は農地ですが、これがなければ始まりませんね。
実は農地の確保が新規就農者にとって1番難しいのです。農地の取得方法は購入か借用があります。購入する場合は地域の「農業委員会」の許可をいただくことが必要ですがこれにもいくつか条件があります。借用する場合も同様に農業委員会の許可が必要となります。条件については別の記事で解説いたします。
サラリーマン時代の所得まで稼ぐとなると相当な面積が必要となります。栽培する品目にもよりますが最低50aは栽培しないと生活費を稼ぐには容易ではありません。
最後は栽培スキルです。近年は異常気象と呼ばれ、1ヵ月も続く長雨や35℃以上の高温の状態が続くなどベテラン農家さんでも経験のしたことがない気候に毎年悩まされています。
栽培スキルはベテラン農家さんでも正解はないというほど試行錯誤の連続です。しかし確実に毎年の経験は生きてきますのであきらめずに取り組むことが必要です。私も昨年の局地的豪雨で畑が冠水し全滅いたしました…
野菜では基肥から追肥を行い、作物に対して適切な栄養環境を作ってあげることが大切でその見返りとして多くの収穫物をいただくことができ、収穫物を販売し収益を向上させることができます。作物別に適した環境が異なるため栽培する品目を選定し十分に情報を集め実践することが大事です。日本では太平洋側の地域や西南地域では年間2作できる品目はありますが基本的には1年間で1作となりますので情報収集したらすぐ実践することをおすすめします。
栽培スキルがないと十分な収量が得られない=所得・収益の減少となるため農業を続けていくにはどんな自然環境にも負けない栽培スキルが必須となってきます。

まとめ

今回は新規就農者に必要な資金農地栽培スキルのお話でした。

資金はもちろん融資で借りることもできます(農家さんのほとんどが利用しています)。しかしそのローンに追われることも少なくはなく、不作の年があれば収益は減少し返済も厳しくなります。なので栽培スキルを向上し、高位安定を目指して徐々に栽培面積を広げて儲かる農業を目指していきたいと私は思っております。

当たり前のことだと思った方もいらっしゃると思いますが農業は思いもしなかったところにお金がかかるものです。新規就農を考えている方の中には農業に携わってこなかった方も多くいらっしゃると思いますので少しでも参考になればと思います。

お金の話しばかりになると暗くなってしまいますが、、、天気の良い日に外に出て作物の観察、手入れ、時には恵みの雨と呼ばれる雨に打たれながら作業をし、自然に触れながらする農業は最高の職業だと思います。

またこの記事では書ききれなかった部分はまた記事にしていきたいと思います!

今回の記事はここまでです!-------------------------------

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