はじめに
この本に出会ったきっかけは農業の勉強をしている時に、「どうやれば赤字経営にならずに農業を続けていけるだろう」と考えていた時に新書籍だったこともあり紹介されていたのがきっかけです。
この書籍から『黒字経営している農家の特徴』、『赤字経営の特徴』が分かりやすく書かれていて字も大きく、小説みたいな感じではないのでスラスラ読み進めていくことができると思います。
書籍紹介
あらすじ
儲かる農家になるにはどうすればよいのか？大項目として下記のとおり。
・農業生産に関すること
・販売に関すること
・お金と時間の使い方
・経営について
・金持ち農家になるには
各項目で金持ち農家と貧乏農家の違いについて書かれています。
著者である、高津佐和宏（たかつさかずひろ）さんは宮崎県の農家のお家で生まれ大学農学部、大学院、ＪＡ宮崎経済連に就職し、様々な部署を経験されたのち現在（令和7年）は農業経営コンサルタントとしてＳＮＳを中心に活躍しています。
初心者から上級者でも参考になる本
農業を始めたい人から農業をやっているがうまく稼げていない人に読んでもらいたい書籍です。
農業生産に関すること
農業生産の違いを解説しています。
作業方法の違いや意識しているところの違いが分かりやすく解説されています。
販売に関すること
販売先は直売かＪＡかで悩んでいる農家または新規就農希望者の方は多いかと思います。
この書籍では直売所やＪＡの双方のメリット・デメリットについて解説されており、販売の悩みも解決できると思います。
お金と時間の使い方
このブログを書いている私自身も農家と関わる仕事をしている身としてかなり実感していることを分かりやすく解説していました。
お金と時間との付き合い方を農業経営の視点で解説されています。
経営について
農業は個人経営が多いですが、それぞれが会社（個人事業主）であること。経営しなければならないため農業経営とは？を解説されています。
金持ち農家になるには
「貧乏農家」から「金持ち農家」に変わるためにはなにをすればよいのか。行動や考え方などについてまとめられています。
まとめ
この著書では「金持ち農家」と「貧乏農家」の違いを明確にしている点が分かりやすかったです。
実例も含めて解説されているため非常にわかりやすく難しい言葉、専門用語はありませんので農業初心者の方でも、まず初めに読む本であると思います！
また現在農家の方で利益が上がらない方にも今の経営改善のヒントがたくさん隠れている本になってますのでお勧めの一冊です！
興味があればぜひ一読ください(^^)
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